1単位に必要な学習時間(大学通信教育)

卒業にあたっては、面接授業(スクーリング)で、30単位以上の修得が必要。ただし、後述の事例のように、科目の単位数と面接授業扱いとなる単位数が別となるケースもある(このケースでは、スクーリングを受けたにもかかわらず、レポート(通信指導による課題)の提出を別途必要とする)。

大学によっても異なるが、講義科目でのスクーリング受講の場合、1コマ80分として、講義5コマと60分の試験を以って、スクーリング単位1単位を修得する(単位そのものの修得[3]は、単位数分に相当する、別途のレポート提出の合格が要件となる)。このケースでは、科目の単位自体は2単位となるため、別途レポートの提出をしないと、単位そのものの認定はなされない(講義のコマ数だけでは、2単位を充足しているとはみなされないため)。あるいは、講義11コマと60分の試験を以って、スクーリング単位2単位を修得する(単位そのものの修得[4]は、単位数分に相当する、別途のレポート提出の合格が要件となる)。

ただし、レポートの提出がない講義科目の場合は、1コマ80分として、講義7コマと60分の試験のみを以って、単位そのものを認定したうえで、スクーリング単位も1単位修得となる。

実技・語学科目であれば、1コマ80分として、実技・語学11コマと試験(場合によっては、実技12コマとなるケースもある)により、スクーリング単位が1単位修得となる。こちらも、スクーリングコマ数だけでは、単位修得に必要なコマ数を満たしていないため、補うためのレポート学習が必要となる。

なお、大学通信教育での卒業要件として、面接授業での単位修得が30単位以上必要であるため、相当分のスクーリング単位を要する。ただし、科目の単位数とスクーリング単位が同一とは限らないので注意が必要。

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